もう、夢だけで終わらせない。日本一の夢の祭典「みんなの夢AWARD9」

TOPICS 特集
2018年9月23日

【連載:歴代ファイナリストの声】vol.5 株式会社リンクリンク 大津 たまみ

大津 たまみ

株式会社リンクリンク 代表取締役
株式会社アクションパワー 取締役会長

 

AWARD歴代のファイナリスト達は、夢を仕事にして輝く人ばかり。

AWARDにエントリーして良かったことや、主催の渡邉美樹から学んだこと、
また夢を叶えるのに大切なことを聞く「歴代ファイナリストの」シリーズ。

今回は、みんなの夢AWARD6のグランプリ、大津たまみさんにお話を伺いました。

 

――大津さんの現在の事業、また始められたきっかけについて教えてください。

シングルマザーとして息子を育てながら、家事代行の会社を経営してきました。

「シングルマザーハウス」の設立は、シングルマザーの大変さを経験していた私が、最後に挑戦したいと思っていた夢でした。一人でも多くの子どもの笑顔を作りたかったのです。子どもが笑顔になるためには、まずはお母さんが笑顔でいること。お母さんが笑顔でいるためには、経済的に安定して、安心して暮らせることが必要です。シングルマザーハウスは、シングルマザーが自立するまでをサポートするシェアハウスです。20162月に開催されたみんなの夢アワードで皆様の前で語ったことで、その夢が現実になりました。同年117日に、名古屋にシングルマザーハウス第一号となる「パークリンク」をオープンさせることができたのです。

仕事や住まい、育児のことなどシングルマザーの「困った」をサポートして、お母さん達の自立を目指した仕組みのパークリンク。オープンから現在(20185月)までに、10組のシングルマザーと子ども達が卒業しています。経済的に自立して卒業される方が大半ですが、復縁して卒業した方もいます。

 

――大津さんが夢アワードに出たことで得られたことはありますか?

私がシングルマザーハウスの夢を叶えることができたのは、渡邉代表から学んだ二つのことが大きいと思っています。一つは、「夢に期限をつけること」。それから、期限をつけると何をやるか決まってくるので、「日々の行動を自分自身できちんと管理すること」です。

 

――大津さんが思う、夢を叶える上で大切なことってなんでしょう?

私は、渡邉代表の『渡邉美樹の夢に日付を!~夢実現の手帳術~(あさ出版)』という本が大好きです。やりたいことがあっても、日々の生活とかけ離れていると「いつか」と思うだけで実現に移そうとしません。「いつかやる」は絶対にやらないのです。それから私は「覚悟と決意と責任」という言葉が好きなのですが、覚悟して決意して、責任を持ってやっていくためには、夢を具体的にすることが必要です。自分は夢に向かっているのだという行動を、日々の生活の中に1分でも1秒でもいいから必ずいれることが大切だと思います。

また、定期的にスタッフ達と、3年後どんな会社でありたいかのビジョンを共有し、話し合うようにしています。私自身には5年後になりたい姿があるのですが、スタッフにとって会社のことは、5年後と言われても少し遠くてイメージしづらいので、3年後のビジョンで話すようにしています。3年後の会社はこうなっているよね、その時自分はどうなっていたい?と付箋に書いてもらってそれぞれ共有することで、スタッフ一人ひとりが今何を強めていきたいかもわかります。夢を描いたら、そのビジョンを支えてくれる方たちにもしっかりと共有することも大切だなと思います。

朝起きると、「今日も一日生き切ろう」と思うんです。なぜそう思うかというと、5年後の自分のなりたい姿が決まっていて、組織の3年後のありたい姿も決まっているからです。一日一日が、夢につながっていると思うと「生き切るぞ」と思えるのです。

渡邉代表に出会っていなければ、「夢」という言葉をこんなに口に出すことはなかったのではと思います。今、シングルマザーハウスにいる子ども達にも、お片付けと、夢に日付をつける大切さを教えているんです。看護師になりたい子がいたら、どうしたら看護師になれるのか道筋を調べて、そして日付をつける。シングルマザーハウスで暮らす子ども達にも、渡邉代表のスピリッツを伝えていければと思っています。

 

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