日本一の夢の祭典、みんなの夢AWARD!たくさんのご来場ありがとうございました!

TOPICS REPORT
2014.06.27

みんなの夢AWARD4レポート後編

7名のファイナリストによる夢のプレゼンテーション 

 

KOIKE

小池さんが巣鴨にオープンするユニバーサルサロンでは、 車椅子の方や杖をついた方でも美容院のサービスを楽しめるようになっています。

「美容のチカラで笑顔をつくる」
と和代表 小池由貴子さん

 トップバッターとしてステージに登場した小池由貴子さん。小池さんの夢は、病気や障害などを理由に美容室に行けない方に美容サービスを提供し、自信を取り戻して笑顔になるきっかけをつくること。「夢が生まれたのは、自身が車椅子生活を余儀なくされ、自身を失っていた時に美容師の友人が前髪を5センチ切ってくれたことで明るい気持ちを取り戻した時でした」と、当時を振り返ります。日本が抱える問題をこの小池さんのプレゼンで初めて知った人も多かったはず。小池さんが訪問美容によって綺麗になった母親の姿を見た娘さんからの感謝の手紙を読み上げると、会場はじっと聞き入りました。さらに、このステージの翌日に巣鴨にユニバーサルサロンをオープンすることを発表。これから自らが理想とするサロンを作ることを1万人の前で堂々と宣言したプレゼンテーションでした。

そんな小池さんの夢に、さっそく、支援のプラカードがあがりました! 支援を表明したのは、さわかみ投信様、USEN様。

審査委員長 渡邉美樹からのコメント
「事業の基本は『ありがとう』を集めること。たくさんのおばあちゃんに美容の力で元気や自信をプレゼントして欲しいですね。とても素敵な事業なので、明日からぜひ頑張ってください」

 

YOSHIDA2

ステージに登場した吉田さん。事前に何段の階段があるかを数えて練習し、杖を使わずに登場し、会場を驚かせました。

「障がい者が活き活き働く社会に」
吉田就職塾塾長 吉田良二さん

 「障がい者は、バリアに向き合ってこそ強くなれる。障がい者に必要なことは、優しく何でも手助けすることではなく、自分の力で生き抜く方法を教えることだ」と力強い声で語るのは、吉田良二さん。生まれつき視覚に障がいがある吉田さんは、大学卒業後、ワタミフードサービス株式会社に入社。視覚障害があっても、企業で働く。そして、責任を持って仕事をする。そこにたどり着くまでのさまざまな経験と思いを語ってくれました。そして、ワタミでは、障がい者雇用の責任者として、これまで125名の採用に携わりました。しかし、日本の障がい者は約740万いて、そのうち300万人が働いていないのだそう。そんな現状を変えるために、吉田さんは立ち上がりました。「社会に通用する障がい者を増やすために、障がい者ための就職塾を開きたい。どうか私に力を貸して欲しい」と、来場者、そして審査員に訴えかけました。

そんな吉田さんの声に応えて夢の支援を表明したのは、アイエスエフネット様、アサツー ディ・ケイ様、エイト様、エイチ・アイ・エス様、ピーアークホールディングス様、富士ゼロックス東京様、三井食品様。

審査委員 USENグループの宇野康秀会長からのコメント
「お話を聞いて胸が熱くなりました。300万人の方が働ける可能性があるというのは、日本社会にとって大きな問題。そういったものを解決するには、吉田さんのような人が前進していくべき。すべての障がい者の人が働く喜びを感じられる社会を、ぜひ創ってください」

 

KATSUURA2

勝浦が開発した自転車は人力だけで動き、足が届けば小さな子どもでも軽く漕ぐことができます。1分間に5リットル、1時間で30リットルの水が浄水可能。

「世界中のすべての人に
安全な水を」

日本ベーシック代表取締役会長 
勝浦雄一さん

 続いて登場したのは、日本ベーシック株式会社代表の勝浦雄一さん。勝浦さんが活動するバングラデシュには、人口1億6000万人のうち6000万人が安全な水にアクセスできないという現実があります。そんななか、勝浦さんが打ち立てたのは、10年間で100万人が安全な水にアクセスできるようにしようと計画。長く水に関する事業に携わってきた知識を経験を活かし、自転車一体型浄水装置を開発。その浄水装置を使って、世界を変えるのです。ステージに自らが開発した自転車一体型浄水装置に乗って現れ、汚れた水をステージ上の自転車で浄水し、選考審査員に飲んでもらうという驚きのプレゼンテーション。さわかみ投信株式会社の澤上篤人会長からは、「おいしくて全部飲んでしまいました」という感想が。来場者席のどこからか、「1台いくらですかー!?」という問いかけもあがり、その活動を多くの人が興味深く見つめました。

そんな勝浦さんの夢の支援を表明したのは、エイト様、サントリー様、三陽物産様、ピーアークホールディングス様。

審査委員 さわかみ投信株式会社の澤上篤人会長からのコメント
「水は今後重要なビジネスになるので、非常に興味があります。バングラデシュで事業をするのであれば、水を浄化するフィルターをできるだけ長持ちさせることが大事。おいしい水を現地に供給し、信頼関係を築いていければ良いですね」 

 

ABE1

安部さんが運営する「リディラバ」とは、「ばかばかしいことが好きな人たち」という意味。 今までに70カ所の現場に2000人を動員した実績があります。

「社会問題スタディツアーを展開」
リディラバ代表理事 安部敏樹さん

 「この仕事を死ぬまでやる覚悟がある。なぜなら、僕は14歳の時からずっと、社会問題に対する無関心を解決したいと思っていたから」と語ったのは、一般社団法人リディラバの代表理事を務める、東京大学大学院在籍中の安部敏樹さん。大きな問題を抱えていた自身の少年時代をそのまま話した安部さん。今、彼が運営するのは、社会の無関心の打破を目指し、十分に認知されていない社会問題をスタディツアーにするプラットフォーム。この新しい形の事業をわかりやすく説明。そして、安部さんが来場者に訴え続けたのは、社会問題を解決するためにまず必要なのは、何よりも「関心」なのだということでした。そして、「世界中の社会問題を可視化し、その現場へのアクセスが整備されれば、社会問題の解決が促進されるはず。今年の終わりには、ミャンマーやモンゴルなどにある社会問題も扱い、世界に活動を広げていきます」と、スピード感溢れる壮大な夢を語りました。

そんな安部さんの夢の支援を表明したのは、アサヒビール様、エイチ・アイ・エス様、エーザイ様、野村ホールディング様。

審査委員長である渡邉美樹からのコメント
「社会問題の現場にツアーで人を連れて行くことで、人々の無関心を無くすという活動理念に心から同感します。マザー・テレサも、『愛の反対は無関心だ』と言いましたよね。安部さんの事業は、ビジネスと十分成立すると同時に、社会問題を解決する事業だと思います」

 

SATO1

佐藤さんが運営する賢者屋では、賢者屋を使う意欲的な学生に対して企業のプロモーションをすることで資金を得ています。

「学生が夢を描く機会を創る」
フリースペース「賢者屋」代表 
佐藤祐さん

 そして、個性的な出で立ちで登場したのは、会員数2500名、利用総数1万2千人以上の学生に向けた無料フリースペース「賢者屋」を新宿で運営している佐藤祐さん。佐藤さんは、若者たちが夢を生み出せる場を増やすことを目指しています。プレゼンテーションでは自らの生い立ちを話し、その原体験をもとに立ち上げた「賢者屋」を、これから一生かけて大きくしていきたいと決意を語りました。自分自身の思いを何度も整理し、迷い、たくさんの人に支えられてこのステージにたどり着いたという佐藤さん。その人たちへの想いがあふれ、感極まって涙する場面も。多くの学生たちが自分の夢を見つける場所になっている「賢者屋」を背負い、「今は新宿店のみですが、今年大阪に出店します。10年後には世界中の企業や学生と賢者屋を作りたい」と挑戦の気持ちを込めて語りました。

そんな佐藤さんの夢の支援を表明したのは、エイチ・アイ・エス様、サントリー様。ピーアークホールディングス様、サイバーエージェント様、リンクアンドモチベーション様。

審査委員 株式会社アパマンショップホールディングス大村浩次社長からのコメント
「社会的に意義のある事業だから、成功して欲しいですね。夢を持つことは簡単だけど、実現するのは難しい。色んな人の支援をいただいて、実現に向けて前進して欲しいです。ぜひ、多くの学生たちの夢が実現するようなバックアップができるような場所にして下さい」 

 

UENO1

審査委員のみなさんには、上野さんが当日の朝絞ってきた、クリームのようなコクがあるおいしい牛乳が配られました。

「農業の魅力を次世代に繋ぐ」
新利根協同農学塾農場理事長 
上野裕さん

 オーバーオールの牧場スタイルでステージに登場したのは、新利根協同農学塾農場の3代目酪農家である上野裕さん。「私のような3代目農家の農村離れは増加し、約70年前に自身の祖父が開拓した集落も限界集落になろうとしている」と現代日本の農村の課題をわかりやすく、おだやかな口調で説明。牧場でこそできる豊かな生活の価値を守り続けるために、多くの人に向けて農村の魅力を発信している上野さん。「食べるものがあり、少しのお金があり、毎日をゆったりと豊かに暮らせたら、人は幸せを感じることができる」と、農業を中心にしたシンプルな生き方を継承することの大切さを語ります。スクリーンには、牧場の季節折々の写真とともに、前の代の人々が畑づくりをする光景が映し出されました。「農業には心の豊かさと夢があるという価値観を未来に引き継いでいきたい。そして、先人たちが築いてきた生活を次世代に伝えたい」と考える上野さんの、真っ直ぐな人柄が伝わってくるプレゼンテーションでした。

そんな上野さんの夢の支援を表明したのは、三陽物産様、ヤンマー様。

審査委員 さわかみ投信株式会社の澤上篤人会長からのコメント
「何でもかんでも東京ではなく、逆に地方にもっと豊かな生活空間を作れるのではないかと考え、弊社でも会社設立当時からビレッジ計画があります。応援します。そして、ぜひ勉強させて欲しいので、一度牧場を訪問させてください」

 

YOSHIFUJI2

吉藤さんは、ネットがあればどこにいても動かせるOriHime を開発。iPhoneアプリを使って操作するデモンストレーションも行われました。

「病床からでも
社会参加できる未来を創る」

ロボットコミュニケーター 
吉藤健太郎さん

 白衣、でも、“真っ黒な白衣”で登場したのは、自分の分身として使えるロボット“OriHime”を開発した吉藤健太朗さん。早稲田大学に在籍中の吉藤さんが開発した“OriHime”は、家や病院のベッドから動けなくても、パソコンや携帯から操作できるロボットです。操作をする人はOriHimeの目が見る景色と同じ景色を見たり、側にいる相手と会話をしたりすることができます。OriHimeの登場とそのデモンストレーションが始まると、会場からは何度もどよめきがあがりました。さらに来場者を驚かせたのは、なんと、ステージ上のOriHimeを操作しているのは、実際に現在入院中の方であるということ。操作している人は、病院のベットから、武道館じゅうの人々が自身を見つめる光景を見ているのです。ロボットを分身として使用することで、たとえ入院していても会いたい人に会えて、行きたい所へ行けて、社会に参加できる未来の創造を目指す。その理念を、わかりやすく、そしてユーモアたっぷりに伝える吉藤さんのプレゼンテーションは、驚きと笑いの連続でした。

そんな吉藤さんの夢の支援を表明したのは、アサツー ディ・ケイ様、さわかみ投信様、野村ホールディングス様、USEN様。

審査委員 USENグループの宇野康秀会長からのコメント
「非常に夢のあるプレゼンでした。子どものころにみたSF映画のように、ロボットを自分の分身として動かすことができるということにワクワクしています。審査のポイントに、『みんなをワクワクさせるものか?』というものがありますが、私はとてもワクワクしましたね」

 

「ドリーマー」小柳ゆきさんの力強い歌声 

YUKI2
全部で3曲歌われました。最後に歌われたアップテンポな曲「ドリーマー」は、 観客たちも一緒に手拍子をしながら曲に参加しました。

すべてのプレゼンテーションが終わり、審査員室にて選考が進むなか、ステージでは小栁ゆきさんのスペシャルLIVEが開催されました。小栁ゆきさんが登場されると、会場は歓声に包まれました。「みんなの夢AWARD4」イメージソングとして小柳さんが作詞を手掛けられた「ドリーマー」、そして、小柳さん自身が、「私の、『歌手になりたい』という夢がかなった、大切な曲」と語るデビュー曲「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が歌われました。圧倒的な歌唱力で、歌いあげられたイメージソング「ドリーマー」。夢を探す、夢を追いかけるすべての人に贈りたいという想いが込められたこの歌、夢を追いかけるみなさんは、ぜひ、聴いてみてください。

 

現実を変える努力を続けたい

HYOSHO1

副賞が勝浦さんへさわかみ投信株式会社の澤上篤人会長から手渡されました。

そして、審査員による選考と会場投票の集計が終わり、いよいよ「みんなの夢AWARD4」の結果発表へ。
 会場中が緊張の空気に包まれるなか、準グランプリとソーシャルビジネスグランプリに選ばれたのは……、障がい者のための就職塾を作ろうとしている吉田良二さん! そして、世界中のすべての人に安全な水を届けることを目指す勝浦雄一さん!
 受賞を受けて、「こんな有り難い賞をいただけて、団塊の世代として光栄です。まだまだ頑張ります!」と勝浦さん。そして、「引き続きおごらず感謝の気持ちを持って、一つひとつ現実を変えていくべく努力していきます」と吉田さん。

 

「僕は、死ぬまでロボットを作り続けます」

HYOSHO2

ワタミ株式会社代表取締役の桑原社長から、支援金として2000万円が吉藤さんに贈られました。

 そして、グランプリに輝いたのは……、ロボットコミュニケーターの吉藤健太郎さん!!
「自分の原体験を元に、自分にとって必要だと思うことを全力でやり続けた結果、色んな方に喜んでいただける作品ができ、応援していただき、こういった舞台で話させていただくまでになりました。まだ現実味がないほど感無量です。これからも、私は死ぬまでロボットを作り続けていくと思います」と受賞の喜びと、これからの夢にかける意気込みを語りました。 

 

最後に、審査委員長である渡邉美樹からのメッセージ 

 「3年前に始めて、ついに本日を迎えました。今日観客席で見られているみなさまも、ぜひ夢を育ててこの日本武道館にまたお越し下さい。来年もこの日本武道館で『みんなの夢AWARD5』を開催するつもりです。みなさまの夢がかないますように、応援しています」

 

長い選考を経て選ばれた「みんなの夢AWARD4」のグランプリ。
「みんなをワクワクさせる」夢が、今年も日本武道館にたくさん集まりました。
「みんなの夢AWARD5」でも、個性豊かな夢がこの場所に集うことを楽しみにしています!

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